カーボンバイクの補修①の続き。

前回はダメージを受けた範囲を調べるために、表面を削るところまでやった。

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思っていた通り、ダメージは広範に及んでいて、
クラック自体は右側面を中心にぐるっと270°くらい入っている感じ。

100番のヤスリで調子よく削っていると化粧カーボン層を全て削り取り、UDカーボン層まで露出させてしまった。すべての層が割れたということですな。
押すとペコペコしているし、だいぶ頼りない。
本当にこれが補修できるのか・・・?と不安にもなるけど、とりあえず試しでやってみる。

用意したものは定番のブレニー技研のエポキシ樹脂とT300の平織カーボンシート。
何層に重ねようか悩んだけど、思った以上にカーボンシートが厚いのでとりあえず3層重ねてみることにした。

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端っこはテープで補強をしてから切ったらほつれない、ということだったのでやってみたが、確かにほつれなかった。

・・・けど、これにエポキシ樹脂を浸す時にはどうしたってテープを剥がさないといけないのよね。
で、剥がす時に思いっきりクロスがほつれていくのよね。

ほつれたクロスの様子がこちら。

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粘着性の強すぎるテープを使ったせいなのか何なのかわからんけど、すげぇ悲しい結果になった。ショボーン

クリアファイルの上にカーボンシートを乗せて、2液を混ぜたエポキシ樹脂をかけてクロスにいきわたらせるようにして、ダメージを受けた部分に巻いていく。

一応、フレーム側にもエポキシ樹脂を塗っておいたけど、もしかしたら要らなかったかもしれない。

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刷毛が無かったので攪拌に使った割り箸でそのまま塗ったけど、ムラが出来るし薄く塗ることも出来ないので全くオススメしない。

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まだ一層目を貼る時は写真を撮る余裕があった。
これはトップチューブを裏から撮った写真。なんとなく、クロスの厚みを感じ取ってもらえるのではないかと思う。

ちなみに、両手には使い捨てのゴム手袋を装備した上で、エポキシ樹脂が付く作業は右手のみで行った。左手はフレーム持ったりの補助作業。分業しないとエポキシ樹脂がそこら中に付くことになるので要注意。
まあ、それでも左手にエポキシ樹脂が付かないってわけでもないんだけどねぇ・・・。

で、巻き終わったらそれをテープでぐるぐる巻きにしてなるべく樹脂を追い出してクロスの密着度を上げる。

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エポキシ樹脂が反応しないというポリプロピレンのテープ(梱包用ってヤツ)を使ったけど、普通のビニールテープで良かったんじゃね?という気がする。
ポリプロピレンのテープだと伸縮性が無いので、圧をかけて巻きにくい。

 そして、テープ自身が透明だということと溢れた樹脂をふき取らなかったという事が今後の作業を困難にした原因だったり。

ウチにはビニールテープが無かったのでこのようにしましたが、素直にビニールテープを使いましょう。


 で、ここまで終わったら貼るホッカイロを貼って
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クリアファイルを巻いてエポキシ樹脂が付かないようにした上で、タオルを巻いて保温。

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 そして、24時間じっくりと硬化させていきます・・・。

一見、杜撰に見えますが、実際に杜撰です。苦笑
自分、不器用ですから・・・。

フレームを作る時、プリプレグを貼る作業がフレームのクオリティを左右すると聞いてはいたけれど、ホントにそうだなぁ、と実感した次第。

その③に続く・・・



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2017.06.17 Sat l 未分類 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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